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ビニールのグルグル巻きで届いた。ビニールを取るとガード本体のほかにボルト、ナット、取り扱い説明書、補足日本語説明図が入っている。なかなか親切だ。しかし、そこは流石イタリア製、サポートステーにU字クランプを通す穴にバリがある。バリを取らないとU字クランプが穴に入らないので、さっそくヤスリでバリ取り。バリを削った部分をタッチアップで再塗装。さらにサポートステーを仮組み付けしてみると、U字クランプの幅が穴位置より大きく、入らなかったので幅がサポートステーの穴に合うように手で少し握りつぶして、U字クランプの幅に合わせる。まったく手間がかかる。 ガードを取り付けようとアンダーガードを外したら、フレームにラジエター液が垂れている。あちゃ〜。たぶん、去年の12月にスロットルとパイロットの調整をしたときの影響で緩んだのだろう。濡れている部分を辿って漏れてる箇所を探すと、左ラジエターとホースの付け根が緩んでいたので、ホースクランプを締め付ける。ついでに、他のホースクランプも緩みを確認し増し締め。 左はステップを外さないとボルトが抜けないので、ガード本体が取り付けられない。右は後付けの足首ホールド用のジュラルミン板にガードが干渉するので少し削って調整。後は取説の写真を参考にラジエターの樹脂製ストーンガードがU字クランプに当たる部分をドリルで10mmの穴をあけ、カッターで削って取り付ければ完了。 取り付けが終わってからオフロードブーツでのステップのホールド感を確認。右足はまあまあだが、左足の方はいささか問題あり。ガードのステーがブーツに当たるのが気にかかった。修正のため、ハンマーで叩いて凹ませたい衝動を何とか押さえ、理性的対応を考える。結局、ガイドのステーとフレームの間に新たに挟めた取り付けボルトのワッシャーを抜き取って、1mmステーが引っ込める。シフトチェンジレバーも手で持ってエイヤッと外側に5mmほど曲げた。これで、シフトチェンジが少しは楽になるだろう。 それにしてもバリ取りが必要とは、さすがイタリア製。 でも、気に入った!! |
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まず、バッテリーカバーのボルトが無くならないように、きつめのワッシャーを入れて取れないようにした。 ポジションランプ取付けの際に余ったケーブルを切ってバッテリー端子にボルト締めするための金具をハンダ付けし、反対側のケーブルには充電器の鰐口で挟むための金具をハンダ付けした。バッテリー端子に取付けてフレームとサイドカバーの隙間からカプラを出しておく。こうしておけば、シートを外してもう片方のカプラを付ければ充電可能だ。 これで、冬のあいだ乗らないときも充電やバッテリーチェックを手軽にできる。 |
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●リサイクル用の歪んだCotaステップを電動グラインダーでばらす。 ●靴底のあたる金属部分を真っ直ぐにして2等分する。 ●バイスに挟んで直角に曲げる。 ●ステップの端に合わせてグラインダーで削って長さを合わせる。きつめの方が溶接し易い。 ●家庭用の100V電気溶接機で溶接して塗装する。 |
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●ホンダ純正マフラーは8kg以上ありズッシリ重い。スーパートラップは5kgくらいで、3kg以上の軽量化になる。 ●純正についているヒートガードがスーパートラップには付いていない。ブーツの踵が触りゴム底が溶けないように何かないかと物置を探したら、太さが丁度よさそうなステンレス製の煙突を発見。 ●この煙突を適当な長さに切り、金属磨きのボンスターを巻いた上にかぶせてヒートガードにした。しかし、ボンスターは試走に行った林道で水をかぶり1日で赤錆になってしまった。仕方ないので台所から使い古しのステンレスたわしを貰ってきて巻きつけ、ステンレスワイヤーで止めて煙突を被せた。 ●中古のスーパートラップを安く手に入れたので取扱説明書が無く、取付け方法がよく分からなかったので、スイングアームがマフラーに接触しないよう適当に取付ける。 ●あとは試走しながら好みの音量とトルク、吹け上がりのバランスがいいところにディスク枚数を調整しようと思うが、今は7枚と6枚のどちらにするかで思案中。林道だと7枚でも音はそんなに大きく感じないし、アクセルのツキがよく走りやすいので今のところ7枚で調整しているが、後日もう一度6枚でも調整して乗り比べて決めたい。 ●下り坂のエンジンブレーキでアクセルを戻したときに、アフターファイアとまではいかないが排気がボコつく。面倒くさいのでパイロットスクリューで調整するが、ディスク7枚だとパイロットだけでの調整はチト厳しいかも。 ●2008.07.13 その後、6枚のパイロット調整のみで乗っている。グラスウール満杯。 ●2008.08.23 ディスク5枚で調整。5枚だどパイロット調整だけでいけそう。 |
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●ホームセンターで、6×60mmのアンカーを2本98円で買う。コンクリート壁に何か取付けたい時など使うアンカーである。本当はネジ部分5mmのがピッタリなのだが、ホースをつなぐには外径6mmが必要。 ●まず、先割れの所を切って、ホースを繋ぎ易いように先を細くするのだが、作業がし易いよう、ネジ部分を9mm程度出して6mmナットのダブルナットでストッパーを取り付ける。 ●バイスにアンカーのストッパーを挟み、ピンを抜き、ホースをつなぐ先割れの割れている部分をグラインダーでカットする。 ●穴が潰れているのでピンを差し込んで穴を貫通させる。錐とカッターで穴ぐりというか面取り。 ●電動ドリルにアンカーを差し込み、ヤスリで先を斜めに削る、オイルストーンで磨きホースがスムーズに入るようにする。 ●ねじ部分をアフリカツインのアダプタ用プラグ穴に合うよう6mmから5mmに削るため、アンカーを電動ドリルに差し込み、電動ドリルでダイスを回転させヤスリで5mmに削る。8mmのネジ部分が確保できるように9mmくらい削る。削りすぎに注意!細くなると当然ねじ山ができまっせん。ノギスで測定しながら削ること。先っちょは、ダイスが入りやすいように少し細くしておくと、雄ねじ切りが楽。 ●いよいよ、ねじ加工。ストッパーをバイスにしっかりはさんで、5mmのダイスをアンカーに垂直に当てがい、切削油がわりにCRCを吹き付ける。螺旋部分が3段くらい出来るまでの最初が肝心なので、失敗しないよう慎重に作業をする。ダイスを抑えつけながら、ダイスの中に切り屑が貯まらないように、少し回しては(時計回り)少し戻す(反時計回り)という作業を繰り返す。 ●ねじ山が上手く切れたか試すため、5mmナットを使ってねじ山の仕上げをする。 ●ストッパーの6mmダブルナットの位置を調整し、ネジ部の長さを8mmに調整。4.5mmのオーリングを入れて完成。 ●試しにアフリカツインのエンジンに取り付けてみる。ダブルナットのストッパーとオーリングのおかげで非常にしっかり取り付けられ、Very Good! ●早くエンジン同調に使ってみたいが、エンジンの調子がいいので今すぐ同調調整の予定はない。 あれっ?それじゃー、何のためにアダプタ作ったんだ? |
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GIVIチューブラーパニアホルダーXRV用が既に生産終了で、仕方なくTOURATECHのパニアフレームを取り付けた。ところが、使っているうちにGIVIモノキーケースのワンタッチ取付けが「楽そうだなー」と思えてきた。折角付いているものを使わぬ手はない。 ●GIVIアタッチメントクランプ@735円×2、DIYからユニクロ・アングル(L字 3×20×150)198円×1、ボルト(M6×15)@10円×4 を購入。 ●ユニクロ・アングルを2分割してアタッチメントのネジ穴に合わせてドリルで6mmの穴開け。 ●パニアフレームにアングルの位置を調整してバイスクランプで固定し、溶接。 ●電動グラインダーで磨いて塗装。 ●位置を合わせてパニアにツラーテックのマウンティングキットを付け直す。 |
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●症状:気温による点滅速度の遅れ。原因特定:リレー交換するも症状変わりなし、ハーネス異常なし、カプラ接点異常なし、スイッチ? ●リレーに異常はなかったので、結局リレーは交換しなかった。雨水除けのスカートだけ新しく巻き直す。新たに購入したリレーは予備パーツとしてストック。 ●スイッチをバラして中の金具のネジを外すとスイッチの接点部分が見える。真っ黒に汚れていたのでこれが原因と確信する。 ●接点にCRCを何度も吹きかけ、ボロ布と綿棒で拭き取り接点を綺麗にする。ホンダのプッシュキャンセル式のウインカースイッチは接点が小さいのだろう。念のためライトスイッチやホーンスイッチなども綺麗にする。 ●おまじないに、10年前に秋葉原で購入したコンタクトグリスを綿棒で接点に塗る。 ●スイッチの取付けが緩かったので、プチブルゴムをハンドルバーに巻き滑り止めにする。 ●エンジンを始動してウインカースイッチを入れてみると、ピッカ、ピッカと眩しく輝く。おまけにスイッチの節度感も復活し、カチッ、カチッと気持ちよい。 ●清掃はメンテナンスの基本。こりゃーもっとメンテナンスせよとの天のお告げであろうか? |
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●ブレーキキャりパーとフロントホイルを外したあと、フォークをステムから外す前に先にフォークキャップを弛めておく。後からキャップを外すのは至難の業。作業がしやすいので、私はフォークをトップブリッジから下げ、ステムのところのフォークロア割り締めボルトで押さえてキャップを弛める。 ●フォークをステムから取り外す。次に内部点検のためフロントフォークを分解するためソケットボルトを弛めるが、オイルを交換するだけなら必要ない。大きいバイスでボトムケースのキャリパブラケットを挟んでしっかり固定しソケットボルトを緩めるが、オイルが垂れない程度に又そっと締めておく。大きいバイスが無い場合、フォークをステムから取り外してしまうと、アウターチューブの下のソケットボルトが簡単には外せないので注意。その場合は、フォークをステムから外す前に、アクスルシャフトとブレースを再び取り付けて左右のフロントフォークをしっかり固定してソケットボルトを弛める。普通はネジロックが塗ってあるのでボルトのネジ穴を舐めしないように注意。いずれにしても、インパクトレンチがあれば楽勝。 ●フォークキャップを外してオイルを抜き取る。それなりに汚れている。スプリングを取り出す。 ●ソケットボルトを外し、フォークピストンを取り出す。ダストシールの外し方はマニュアルに記載がない。適当にダストシールをマイナスドライバーとハンマーでコツコツ叩いて外す。ボトムケースを押さえインナーチューブを強く引っ張ってオイルシールごと引き抜く。ブッシュは綺麗な状態で片減りなどはない。オイルシールも綺麗で消耗していない感じだが、ダストシールは片方のリップに疵があり要交換。 ●近所のバイク屋にフォークオイル10号2本とダストシール1個を発注。ところが、オイル10号はメーカー在庫なしで、バックオーダーとなる。暫し、溜め息。1本はバイク屋の在庫を探してゲット。 ●いつになるか分からないオイルを待ってられないので先にフロントフォークを組み立てておく。何とかなるでしょ。(笑) ●オイルシールにフォークオイルを塗り、インナーチューブの角で傷つけないように気をつけながら組付ける。アウターチューブをボールペンでアウターチューブと中のパイプの位置あわせをしてから、ソケットボルトにネジロックを少し塗って軽く取り付ける。ボルトを締め付けるのは後で。 ●オイルシール打ち込みのため特殊工具を購入。市販のオイルシールプッシャーではありません。そんな特工は街でしか売っていないので、買いに行くのに1日掛かりますんで面倒くさいし、市販のシールプッシャーは爪でシールを痛めそうで好みではありません。高い工具が無くても何とかするのが素人メンテ。いい加減な計測の結果、内径44mm以上、外径53mm以下の塩ビ管ならXRVのインナーパイプのオイルシールに合うようだ。近くのDIYで購入したのは内径44mm、外径48mm、長さ1mの塩ビ管298円。リップを傷つけないように内側を面取りし、シールに当ててギュッと押し込むだけで入る。もちろんシールとアウターチューブの両方にフォークオイルを塗っておき、塩ビパイプにすがって体重をかけ一気に入れる。ポコンと嵌まる。ガンガン叩くような野蛮なことはしません。ここでフォークを立てたままでソケットボルトをインパクトレンチで締め込むと、センターが出るんだと。 ●フォークオイルを測って入れる。本当は片方648ccだが、1本分の1000ccしかないので取りあえず左右半分こで500cc。足りないオイルは後から追加して入れるってことで... と考えてたらオイルも届いたって連絡が。せっかくだからシッカリ踏んばるように、少し多めに700ccずつ入れた。 |
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●ピンが入る下の穴の部分が欠けている。ドリルで2か所に2mmの穴をあけてタップで3mmのネジ穴を切る。ドリル穴を正確に開けるのが一番難しい。 ●空回りしないようにナットをつけた3mmボルトをねじ込み、円形になるように曲げる。 ●金属補修用のエポキシ樹脂で成形し、ジョイントピンを通して形を整える。 ●一晩放置し、固まったらヤスリで形を整える。ステップを取り付けて完成。 |
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●ラジエターの凹んでる端をバイスでつかんで引っ張る。ただそれだけ。 ●どうせ冷却機能に影響はなさそうなので、無理せずいくらか凹みが戻ったところでやめる。 ●バイスでつかんだところをタッチアップして終わり。 |
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●まずはエアクリーナケースを外してキャブクリーナーでキャブレータの清掃。 ●エアクリーナケースをよく見ると、ブローバイホースの入るボックスの接着剤がとれてボックスが浮いている。あまり影響はないだろうが一応エポキシ樹脂で接着して補修。一晩放置。 ●プラグは4本とも綺麗に焼けている。申し分なし。 ●次にバルブクリアランスを調整。FTシリンダーのEN側のタペットホールにたどりつくには、右のラジエターを外さなければならない。めんどくせー。おまけにタペットアジャストスクリューレンチというスペシャルツール(SST)がない。2007.05.17に38,177kmでクリアランスをチェックした時はギャップ修正をしなかった。今回はクリアランスの修正作業をするので必要だが、今から発注しても届くまで3日はかかるので100金で日曜大工用のツールを2本買ってきた。写真左の白い柄の方は電動グラインダーで幅4mmに削ったタペットレンチ、右の黒い柄の方は丸く削ったホースクランプ。 クリアランスの状態は、 FT-EN:0.20 INL:0.15 INR:0.16 RT-EN:0.18 INL:0.15 INR:0.14 これを規定値のIN:0.15 EN:0.20 にきっちり調整。 ●いよいよ同調調整だが、その前にサイレンサーをスーパートラップから純正サイレンサーに戻し、パイロットジェットを標準戻し回転数2・3/8に合わせる。先日作ったバキュームゲージアダプタを取り付けて負圧ゲージのチューブを接続。アイドリング後の測定結果は、 RT-210mmHg FT-250mmHg で同調調整スクリューを締め込めばいいのね。と思ったがそうはいかない。あれっ?なんか変... アクセルをスナップするたびにアイドリングがすぐに落ち着かない。アクセルワイヤーが引っ掛かっているようでもなし、どうしたことか。もしかしたらとCRCをキャブのつなぎ目に吹き付けると、案の定。アイドリングが落ちる。2次空気を吸っている。場所を特定すべく更にCRCをシツコク吹き付けると判明した。リアシリンダーのキャブのインシュレータからとフロントシリンダーのキャブのエアクリーナケースとの接合部からの2か所。エアクリーナケースの接合部の金属バンドはきつく締めると逆にケースが浮いてきて余計に空気を吸うし、エアクリーナ側なので関係ないことはないが気にしなければそれまで、かな?ということで放置。(笑) 問題はインシュレータのところからの2次空気吸い。アイドリングが安定しない犯人はこいつだ!しかし、ここでもまた、パーツを発注すると時間がかかるということで、応急処置として耐熱シリコンパッキンをインシュレータの隙間に塗り込んだ。結果はOK、安定した。アイドリングを1200回転に合わせると、 RT-190mmHg FT-250mmHg あとは調整スクリューを締め込んで、FT-190mmHg に調整。アクセルをスナップさせても落ち着いている。バッチリだ。 ●最後に、スキッドプレートの修正。知らないうちに石でもぶつかったのだろう、っていうか何時もガーンってすごい音で石が当たっている。スキッドプレートの真ん中が大きく凹んでいたので、外してハンマーで叩き直す。 ●試乗の結果は完璧。あまりの調子良さに寒いのに200kmも走ってしまった。あっ、タイヤ丸坊主じゃん。 |