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Tools

<工具>

 ボックスレンチやソケットレンチなどの工具について、わたしは高級品じゃなくてもよいと思っている。唯一トルクレンチだけはトルク管理の重要性から、中程度の品質のものを使っている。大切なことは、工具の価格よりもネジやナットなどにサイズがピッタリあう工具を使うこと。
 舐めるかどうかは、注意力と慎重さの問題で、工具の値段ではないと思う。因みに私はDIYの店で買ったボックスレンチとソケットレンチのセットを使っているが、工具が悪くてネジやボルトを舐めたことはない。私の不注意で舐めそうになったことは何度もあるが...(笑)
Box wrench
■ボックスレンチ(メガネ)
 はじめはセットの安いものでよいと思う。足りないサイズで、使うものだけを買い足せばいい。あなたのバイクに不要なサイズに金を掛けても永遠に使わない。
Open end wrench
■オープンエンドレンチ(スパナ)
 簡易作業用。堅く締まったボルトナットに使うと舐めるので危険。本締めには使わない。
 ボックスとオープンエンドを兼ねたコンビネーションレンチという選択肢も有る。
Combinations wrench
■コンビネーションレンチ
 ボックスとオープンエンドが両方ついている。バイク雑誌の読者プレゼントで当たったアストロプロダクツのコンビネーションレンチ。9本セットで3570円らしい。
   これは、もっともっとバイクを整備せよとの天のお告げか?
T wrench
■Tレンチ
 T型ボックスレンチ。これもバイク雑誌の読者プレゼントで当たったアストロプロダクツのTレンチ。10mmと12mmの2本で680円らしい。
Socket wrench
■ソケットレンチ、ラチェットハンドル、エクステンションバー
 一番使うのはこれかもしれない。これも安いセットには大きいサイズのソケットが無いので、必要なサイズを買い足した。上のほうにあるのが買い足したソケットレンチ。
Torque wrench
■トルクレンチ、ラチェットハンドル
 上の2本がトルクレンチ、下の1本はラチェットハンドル。一番上のトルクレンチがエンジン組み立て用0.5Kgfmから4.5Kgfmまで使えて、私の工具の中では唯一高価な工具。でもトルクレンチの中では平均的な価格だと思う。真中は安物。 1.4Kgfmから11.1Kgfmだが不正確。上記のソケットレンチを付けて使う。少なくともトルクレンチ無しに、感性でトルク管理が完璧にできるようになるまでは、必需品。
Hex-head wrench
■ヘキサゴンレンチ
 普段の生活では使わないが、バイクの整備には必需品。6角棒のやつ。ソケットレンチも有る。
Gimlet
■リーマ
 きり、揉み錐、リーマー、テーパーリーマ。いろいろ呼び名はあるだろうが、おもにドリル穴の拡大や整形に使う。
Homemade short hex-head wrench
■自作ショートヘキサゴンレンチ
 左側のヘキサゴンレンチセットをバイク雑誌からプレゼントされたので、古い方をショートカットした。同じ工具は2ついらない。
Gift set
■何かの展示会で貰ったツールキット
 細かいパーツの整備に使えるので、もらい物でもすごく役立っている。
Air compressor
Bilge
regulator
■エアコンプレッサー  
 これがあるとメンテナンスの世界が広がる。大きさはふところと相談だが、できるだけタンクの大きいものが良い。 1999.05購入24,800円  タンク容量25L、出力1125W

■コンプレッサーオイル補充、水抜き  2012.12.09
 オイルが不足していたので補充。本当は13年経っているので本当は交換なのだろうが、オイルが綺麗だったのとオイルが十分に無かったので補充で済ませた。夏から水抜きしていなかったので、ビルジがタップリ出た。最近は静音オイルレスでダブルピストンなんてのが、これと同じくらいの値段で売っているが、とうに元は取ったから。

■レギュレーター破損修理 2022.12.10
 レギュレータが破損し中のバネが飛び出した。同じメーカーの合いそうな部品を取り寄せてもらって交換。ついでに10年ぶりの水抜き。あちゃー!

Air gun & Inflator
■エアガン、空気入れ
 埃を吹き飛ばすのは整備の前の大事な儀式。ダートバイクはタイヤの空気圧管理が大切。エアコンプレッサーにつないで使う。
Micro router
■マイクロリューター
 これもエアコンプレッサーに繋いで使う。エンジンのファインチューニングに使う。給排気ポートの研磨をするとカーボンが溜まりにくくなる。削りすぎに注意!!
Impact wrench
■インパクトレンチ
 フロントサスの分解にも使いますが、エンジンなんかの分解には舐めるので使いません。車のタイヤ交換には便利に使っている。
Welding machine
■100V家庭用溶接機
 これがあるとパーツ製作の世界が広がる。家庭用の100Vではさすがに溶け込みは少ないが、低圧溶接棒の進化でスパークが楽に飛ぶ。はまると何でも溶接したくなるが、連続使用は熱を持つので要注意。中身は単なる変圧器で、大事に使えば一生ものだそうな。
Electric Sander
■ディスクグラインダー、防塵メガネ
 削る、磨く、そして切るもできる。板金加工の必需品。昔はジスクグラインダーといった覚えが...
KARCHER
■スチームクリーナー
 高温、高圧のスチームクで汚れをとる。キャブレターの掃除なんかに効果あり。しかし、高温になるためプラスチックパーツなどは歪みに注意。
Electric jigsaw
■電動ジグソー
 売り出しで1000円の安物工具。でも私には充分役立っている。
Electric Sanda
■電動サンダー
 ジグソーと一緒に買った、こちらも安物1000円。バイクのメンテナンスよりもどちらかというと日曜大工に役立っている。
Big vise
■万力(バイス)
 金属加工台。 正月の初売りで30%引き。前から欲しかったので思わず購入。
Tap and Dice,Pitch gauge
■タップ&ダイスセット、ピッチゲージ
 ネジ孔を切るのがタップ。ネジ山を切るのがダイス。安過ぎるのは精度が悪く歪んでいるのでダメ。程々のセットを選んだ方がよい。
 ピッチゲージは、ねじ山、ねじ孔のピッチを測るゲージ。測定よりもねじ山、ねじ孔の掃除に使っている。
Peep light
■のぞき見ライト
 BMWのAir Cooled Boxerはスパークプラグを外すと、プラグ孔からシリンダーの中が覗ける。壊れた懐中電灯のバルブ(先端がレンズになっているやつで3V用)と厚紙に巻いた乾電池に洗濯機か何かのアースケーブル。これらをハンダでくっつける。材料さえあれば5分で出来るけど、ボクサーエンジンが無いと覗く穴が無いので使えない。
Disk brake separator
■ディスクブレーキセパレーター
 ブレーキパッドを押し広げるのに使うが、これで開かないようなピストンは分解掃除が必要。
Valve spring compressor
Valve spring compressor
■バルブスプリングコンプレッサー
 バルブをシリンダヘッドから外す道具。OHVのバルブスプリングを圧縮してバルブコッタを取るとバルブが外れる。
 昔は高価だったのでクランプで自作したが、今は安くて良いものが売っているので、へたに自作しないほうが良い。
  上の写真は自作。下がストレート製で、BMW、ハーレーなどの大型バイクや自動車のバルブもいける。
Riveter
■リベッター
 金属板やプラスチックなどを簡単に接続できるすぐれもの。BMWのシート張替えやGPSホルダーの製作に活躍。
3nails gear puller
■三爪ギアプーラー
 ミッションギアをシャフトから引き抜くのに使う。爪を削って調整するなど、ちょっと工夫するとベアリングも引き抜ける。
Bearingpurar
ベアリングプーラー
 ベアリングを引っこ抜くのに使う。ただし、この型は爪を引っかける隙間がないと使えない。フロントホイールの左右ベアリングの間にカラーがある場合などは、爪が引っかからないので、この下にあるベアリングリムーバを使う。オフロードバイクでも、泥ヌタ走行のあと直ぐにグリスアップしていればベアリングは痛まない。ベアリングプーラーに金をかけるよりも、まめなグリスアップ。ちなみに爪が引っ掛からないので、私はこのプーラーを今だ実際に使ったことがない。(笑)
Homemade bearing remover
■自作ベアリングリムーバ
 ベアリングリムーバ。両方とも古い水道管を切って削って自分で作ったもの。しかし、上のプーラーより役に立つ。ベアリングリムーバはベアリングの内径より2〜3mm細いものが使い勝手がよいと思う。それぞれのベアリング内径に合わせて適当な材料を探し尖端をチョッと斜めに削り自作せよ。   写真上は尖端を水平に削っているので、ベアリング打ち込みにも使える。
Hot bond
■ホットボンド
 プラスチックパーツの補修、穴埋め、接着。ほんとうに良く使う。いつの間にか4つに増殖している。安いものなので色ごとに使い分けている。
Koumyoutan Takobou
■光明丹、コンパウンド、タコ棒セット
 バルブ擦り合せに使う。先ず、光明丹をオイルでねってバルブのあたりを見る。たこ棒をバルブの皿にくっつけて擦りあわせるが、くっつかない場合、私は皿にビニールテープを貼り付けてからたこ棒を吸いつけて、コンパウンドを塗って擦り合わせている。 腕が痛くなったら終了。
Gas torch
■ガストーチ
 ボルトが回らないときなどに暖めると、あら不思議、今度は回るじゃないか。ネジロックが塗ってある場合は焼ききるつもりで...
Recoil
■リコイル
 ネジ孔補修工具。これはアルミ6mm用。サイズはいろいろあるが、一番使うのが6mm。 というか、6mmはトルク管理していてもネジ穴がだんだん傷んでくるような気がする。私はこれ以上のサイズをまだほかしたことが無いので、これしか持っていない。
Oil level adjustment machine
■オイルレベル調整器
 フロントフォークのオイルレベルを規定値に調整するための器具。左側のはシャンプーのポンプにタイラップを巻いただけ。
Brake Froude breeder&Pouring machine
■ブレーキフルードブリーダー兼注入器
 ディスクブレーキのフルードを抜いたり入れたりするのに使う。もちろんホースだけでも抜けるが、逆流する。逆流防止のプラグをつけると作業が確実で早い。
Tire lever
■タイヤレバー
 自分でタイヤ交換をするときに使う。下にあるのはリムガード。青いのはホースを切った自作品。Cotaの後輪とGSはチューブレスなのでリムに傷をつけると面倒。
Impact driver
■インパクトドライバー
 頭がつぶれたネジ、サビついたネジをゆるめる。我家のベランダを直すときに大活躍。バイクには使ったことがない。(笑)

その後、バイクには2006年にBMWボッシュセルモーターのマグネットスイッチを外すのに1度だけ使った。
Auto punch
■オートポンチ
 押し付けるとポンチが打てる。バイク分解整備の必需品。これでマーキングし、位置だしや左右の区別をする。BMWは2気筒なので多用している。
Gasorin sab tanc
■ガソリンサブタンク
 バイクからガソリンタンクを外してキャブレタ調整をするときに使うサブタンク。自作。
Chain cutter
■チェーンカッター・カシメ
 バイクのチェーンを切ったり、カシメたりする。チェーン交換時に使用するが、強度が足りないと歪んだり壊れたりする。使い方を誤ってもすぐ壊れる。
■キャブドライバー
 我家ではXRV専用のキャブレタ―調整用ドライバー。キャブレタ―に狭くて指が入らない、エンジンが熱くて指が入れられない、届かない、というバイク用。100GS、FLHRはキャブがむき出しだから不要。
Tire breaker
Mobile tire breaker
■タイヤブレーカー
 タイヤのビード落とし器。130ぐらいの幅までしか入らない。おまけにブレーキディスクがあるとダメ。でも、何とかは使いよう...


■携帯用タイヤブレーカー
 そこで作ったのが写真の携帯用タイヤブレーカー。自作工具の中でも安価¥200?で秀逸な一品。横に抉るだけでビードが一発で落ちるので、今ではガレージでもこちらを使用。

Gas charging hose
■ガスチャージホース
 エアコンのガスが減ったらこのホースを繋いでチャージ。また、涼しい車内に戻る。

Brake caliper seal groove cleaner
■ブレーキキャリパーシール溝クリーナー
 長い名前の工具だが用途は名前の通り。ブレーキキャリパーのシール溝をほじほじするやつ。アストロ \1,188。 ちなみにストレートのやつの名前は「キャリパーホジ郎」w

steel line stopper
■スチールラインストッパー
 ブレーキ、クラッチ、燃料のホースから流れ出るフルードなどの漏れ止め。4種類あり口金の大きさや形に対応しており便利。安い中華製 \1,762 China Postで2週間。ブレーキメンテ楽だわ〜。

brake fluid changer
■ブレーキフルードチェンジャー
 エアコンプレッサーのホースを繋いでブレーキフルードを負圧で吸いだすやつ。これがあると一人でもブレーキフルードやクラッチフルード交換はもちろんCVTFなんかのオイル類も吸い出せるので、超便利。通販\980。
Sliding hammer
■スライディングハンマー
 ハブやオイルシールやプーラーを引っこ抜いたりと色々使える。しかし、スライディングハンマーを取り付けるスペースが必要。サーフの前輪ハブベアリング交換やグリスアップなどに使う。こういったSSTは無くても何とかなる場合も多いが、やっぱり有ると作業がスムーズ。
Bearing race press fit seal driver
■ベアリングレース圧入シールドライバー
 ベアリングレースやオイルシールなどのインサーター。これもスライディングハンマーと一緒にサーフの前輪ハブベアリング交換やグリスアップなどに使う。このSSTは無くても何とかなるやつ。
Floor jack
■フロアジャッキ
 車高や車重によって使い分け。左から3t、2.5t、2t。サビサビで中古\1,100だった真ん中のやつが低床なので重宝している。

Jack stand
■ジャッキスタンド
 通称うま。車には4つ必要。買うときは出来るだけ背の高いやつを買ったほうが良い。まあ、コンクリートブロックに載せて使えばいいんだけど。


  素手ではネジ1本はずせない。そこで必要な工具がだんだん増えてくる。その結果、ツールボックスはご覧の通り。

Screwdriver Hammer Oil stone,Stick file,Sandpaper Electric drill Soldering iron Disk brake separator
Little Vise Pliers Plug wrench Wiring pliers,Snap ring pliers,terminal Vice-pliers,Wire cutter,Hook wrench A disorderly tool cabinet


<測定>
 整備するにはバイクの状態が良いのか悪いのかを、見たり測定したりする道具が必要。
Micro meter
■マイクロメーター
 パーツの使用限度を測定するのに必要。カムシャフト、ロッカーアームシャフト、スプリング、バルブなどを計測し交換するかどうか判断。バーゲンで購入。
Slide calipers & Crevice gauge
■シックネスゲージ、ノギス
 シックネスゲージはOHVのバルブクリアランス(タペットクリアランス)つまり隙間を測る。XRとGSはOHVだから必需品だが、2サイクルのCotaにはバルブもタペットも無いので不要。ノギスは長さや大きさを測るやつ。
Calipers
■ノギス
 ノギスは長さや大きさを測るやつ。大きいほうは25cmまで計測できる。
Air pressure gauge & Tester
■空気圧ゲージ、テスター2種
 タイヤの空気圧ゲージはダートバイクの必需品。 テスターは電装のメンテうや故障の発見に使う。
Timing light
■タイミングライト
 点火時期の点検に使う。ハイテンションコードに接続するとライトが点滅して、スパークのタイミングが測定できる道具。


      

Chemicals
<グリス>
 グリスは高品質なものに限る。高品質なグリスは当然高価だが、安物はすぐに劣化してしまうのでベアリングなどを傷めてしまい、後でグリスの何倍も高くつく。使用量はほんの僅かで済むから、高品質なものを耐熱、耐水、耐圧、硬さなどで使い分けよう。そうでないと、熱や雨や遠心力で直ぐにグリスが無くなってしまい、痛い目にあう。
Pennzoil 705
■汎用グリス
 Pennzoil Multi-purpose lubricant 705 ペンズオイルの汎用グリス。柔らかいのでプリンターのシャフトなんかにも塗ってしまう。
Pennzoil 707L
■ベアリンググリス
 Pennzoil Premium Wheel Bearing Grease 707L ホイールベアリンググリス。これもペンズオイルのグリスで、結構使いでがあるので便利に使っている。
High performance lubricous paste
■高性能潤滑ペースト
 Schmierstoff  MP3 (OPTIMOLY MP3) 0755 9062 476  BMW純正の超耐圧高負荷グリス(白色)。ギアインプットシャフト、デフとシャフト連結部などに。 Moto-binsでは OPTIMOL T WHITE PASTE £6.25
 
Lithium grease
■リチウムグリス
 BMW Lubricant #10  9500 9000 191  純正リチウムグリス(赤色)。汎用なのでベアリングや多くの摺動部などに使える。
Molybdenum grease
■モリブデングリス
 YAMAHAのエンジン組立て用モリブデングリス。エンジン用は足回り用よりもモリブデン含有量の高いものを使いたい。
Molybdenum oil
■モリブデンオイル
 YAMAHAのモリブデンオイル。エンジン組み立てる時にバルブステムなどに使う。通常は少量しか必要としないため、エンジンオイルとモリブデングリスを混合して作っても良い。使用前には良く振って混合して使うこと。
General-purpose molybdenum grease
■汎用モリブデングリス
 リンク部などの稼働部分にたっぷりグリスアップするときに最適。
Anti-Seeze
■アンチシーズ
 ネジ焼付防止および潤滑剤。シリンダーヘッドのボルトナットやスパークプラグ、エキパイ、マフラーのネジ部に塗布すると焼きつかず、サビ防止になり、外しやすくなるすぐれもの。茶色に錆びたネジに塗って、銀色に光るだけでも気分がいい。


<スプレー>
 便利なスプレーがいっぱい有るので、効果のあるものはジャンジャン使いましょう。私も沢山持ってます。
Spray grease
■スプレーグリス、チェーンクリーナー
 左から、汎用スプレーグリス、RKチェーングリスホワイト、RKチェーングリス、RKチェーンクリーナー。チェーンの管理は重要なので、乗るたびまめに。
Lubricating oil spray
■潤滑油スプレー
 いろいろ有りますが、高いのはなんかの競技の賞品で貰ったもので、こだわらずに適当に使っている。
Carburetor cleaner,Brake cleaner,Alcohol
■キャブレタクリーナー、ブレーキクリーナー、アルコール
 キャブレタは精密機器だから、ちょっとしたことでエンジンの調子が悪くなる。そんなとき、エンジンをばらさずにキャブレタの掃除が出来るのがキャブレタクリーナー。手軽で効果大。
 ブレーキクリーナーは、ブレーキパッドやディスクの汚れ落とし。
 アルコールはパーツの脂汚れなどをとって綺麗にする必要があるときに使う。
Leak Repair
■リークリペア
 一言でいえばオイル漏れ止め。歪みのないパーツと新しいガスケットを適正トルクと正しい手順で組立てるかぎりオイルが滲むことはまずないが、たまにはオイルが滲んでくることがある。そんなときは、このスプレーを一吹きすれば解決する。もう一度ばらして新しいガスケット入れる手間ひまと、もしかしたらオイル漏れはそれでも止まらないかもしれないことを考えると、コストパフォーマンスは絶大。GSのニュートラルスイッチのオイル滲みもこれ一発で止まった。なかなか使える。
Metal rubber
■CCIメタルラバー20
 CCIのMR20はブレーキ用非鉱油系ラバー潤滑剤で、ブレーキマスターシリンダーやブレーキピストンのシール部分などの金属とゴムの防錆、潤滑に効果大。ディスクブレーキの戻りが悪いときにブレーキをばらさないでもダストシールの上から塗りこんでも効果があった。 ブレーキだけでなく、テレスコピック式のフロントサスペンションの場合、ダストシールやオイルシールの劣化によりオイル漏れするのは時間の問題である。しかしこの10年間、私はクッションオイルは交換してもオイルシールは交換知らず。その秘密はこれ。シールリップ部分の潤滑と保護に役立つ。
 でも、本当にオイル漏れに効果があるのは、5cm四方の角を丸めた#1000耐水サンドペーパーで定期的にシールのリップ部分を掃除していることだと、確信している。
Spray box
■スプレーボックス
 こんな感じで1箱あります。もっと沢山持っている人もキットいらっしゃるでしょう?



etc.
 いろんな状況で役立つものが他にも沢山あります。
Screw Grab
■スクリューグラブ
 ネジはずし。ネジの頭に塗るとドライバーとネジの頭がスリップしくくなる。インパクトドライバーと一緒に使うつもりで購入したが、未だに使ったことがない。うたい文句は[魔法の一滴」。
Silicone gasket
■シリコンガスケット
 左側は高耐熱シリコンガスケット。クランクケースの合わせ面とシリンダのあいだとかの高熱部分に塗り、オイル漏れをふせぐ。HONDAのシリンダーベースガスケットはクランクケースにくっついて取れなくなるので、私はガスケットに薄く塗って取りやすくしている。右側は耐油、耐水でラジエターの接合部などの水漏れ防止に使っている。
■ドライブジョイ・シールパッキンブラック
 トヨタの子会社タクティーのブランド、ドライブジョイの耐熱、耐寒、耐油、汎用液体ガスケット。品番:V93500113.。
史上最強とうわさの液体ガスケット。最近はこれ1本で、上記のシリコンガスケットは不要となっている。ホント使える!

Silicone
■シリコン
 金属に悪さをするガスが出ない信越シリコン。脱オキシムでGPSやICOスイッチなどの電子機器の防水には、バスコークなどを使わないほうが無難。
Epoxy resin
■FRP補修用エポキシ樹脂
 XRは逆輸入車なのでポリエステルのガソリンタンクが付いている。今ついているビックタンクもポリなので買ってみたが、1度も使ったことがない。考えてみりゃ、こんなんで直したガソリンタンクは、危なくって乗ってられない。(笑)
 じゃあ、岩などの擦り傷の補修はどうしているかというと、写真の上の方にある棒を使っている。これはスキーソールの補修材。火をつけて溶かして塗るので、タンクのガソリンは完全に抜いて乾かさないと
爆発するぞー
Lock tight & Point-of-contact revival agent
■ロックタイト、接点復活剤、シリコングリス
 右側から横になっている2本は、ネジゆるみ防止剤。上がネジロック。中強度でネジに塗ってから締め付ける。下がロックタイト290。中強度だが粘度が低く、ネジ締め付け後、後浸透による固定に使えるので後からゆるみ止めしたいときに便利。中の2本は電気的な接点復活剤とコンタクトグリス。左側はおもちゃのギアボックス用シリコングリス。
*二度とネジが外れなくなる可能性があるので、高強度のロックタイトは使わないほうが無難だと思う。
O-Ring
18 kinds
O-RING オーリングセット
 3mm-22mm、18種類、225個入っている。キャブレターのパイロットスクリューのメンテナンスなどに便利。
最近はパーツリストを見ても、キャブ補修用パーツにオーリングだけの設定がなくなって、ガスケットなどと一緒の設定になっている。何よりもキャブメンテのとき、いちいち発注するのが面倒。耐油、耐ガソリンではないだろうが、劣化したら又取り換えればいいさ。
Optimate4
■Optimate4
 オプティメート4は全自動充電器。バッテリーと家庭用電源に繋ぎっぱなしでバッテリー管理してくれる優れもの。2011.10に\9,600でAmazonから購入したが常にフル充電状態を維持できるのでMFバッテリーの管理に不安が無くなった。他の2台の充電器は出番が激減。価格は高かったが買って後悔はしていない。
 なお、車輌接続用ケーブル1本付属していたが、2014.01に「タミヤ型7.2Vコネクターシルバーイーグル2712」を使って接続用ケーブルを2本自作し、3台のバイクのバッテリーに取り付けている。




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