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the_fine_day 林道ツーリングから、CCR、ツートラと手を広げてきたが、クラブツーリングなどで高速道路をXR250Rで長時間走るのは、XRも私も辛い。しかし、大型バイクを手に入れるにしても、うちにはXRの他にCOTAがあり、どちらかを手放すつもりはなかった。3台目ともなると流石にためらいがあった...  しかし、あきらめた訳ではない。それからというもの、バイク雑誌やカタログを見ては、ため息をつく日々がしばらく続いた.

  私には、大型バイクといえどもダートバイクでなければならない、というこだわりがある。候補としては、カジバエレファント、スーパーテネレもいいなと思ったが、長く乗りつづけるためのパーツ供給を考え、アフリカツインとGSの2機種にしぼり込んだ。
  そして私の場合、バイクは乗って楽しいだけではなく、機械的構造の独創性やそれに伴うメンテナンスの面白さも、バイク選びの非常に重要なファクターなのである。アフリカツインとGSのどちらにするかは最後まで迷ったが、結局、比較的メンテナンスフリーのアフリカツインではなく、よく壊れるという噂のGSにした。(笑)

 メンテナンスも趣味である私にとって最近の国産バイク、特に新車は面白みがない。壊れないからつまらないのである。1980年以前の国産バイクは、本当によく壊れてくれた。パーツ全体のクオリティーが低かったのだろうか。泊まりで遠くにツーリングするときは、スパークプラグやライトのバルブなどは予備を沢山持って行った。だからツーリングに出かけると、今では考えられないくらい、故障して道端に止まっているバイクや車が沢山あったと思う。そして、皆でワイワイいいながら修理するのは、故障したバイクが自分のものでない限り、実に楽しいのである。80年代以降の日本のバイクは耐久性が向上して壊れなくなってしまった。その点、R100GSは基本設計がかなり古いので、充分期待ができるのだ。(笑)

  だが、ここからが問題だった。GSの場合、最新型のインジェクション付きは私の好みではないので、80GSか100GSあたりを探さねばならないが、この年式のGSは数が少ないうえに、不思議なことに人気があるらしく、GSの中古はとても数が少ない。しかし、好きなバイクを手に入れるためには努力を惜しんではならない。とても面倒くさいインターネットオークションに何とか乱入し、2度目のオークション挑戦で、やっとこの ’89R100GSをゲットすることができた。  めでたし、めでたし...

                                           Last maintenance

2002.05.19
 41,219Km
■バイク購入
 オークションで落札はしたものの、高価な買い物なので現物を確認しがてら、COTA用のトレーラーで引き取りに出かけた。外観はいろいろ問題もあったが、14年落ちという年式ではまあまあ綺麗な方だし、問題点は修復できる範囲であり大きな事故はしていないようなのでよしとする。
 しかし、試乗してみてビックリ。左右の同調がいまいち取れていないような感じはするものの、エンジンの調子が良い。これは当たりのエンジンだ。機械類を始め世の中にはすべからく当たり外れがある。どうせならエンジンは絶対当たりでないと困る。エンジンの調子がいいと乗っていて楽しいし、他のところはある程度ごまかしがきくが、エンジンのハズレはなかなか難しいのである。これはお買い得だ!! ということで、即決(なんか何時も即決でんな)。
 壊れて外していたパーツなども私にとっては貴重な資源ということで、捨てるつもりだというのを喜んで回収。帰りの道のりは、ニヤニヤ笑いが出てしまうくらい嬉しくて、ウキウキしたものだった。
Smiling face
2002.05.21
     -30
 41,378Km
■バイクチェック&補修
 バイクの調子を見るためにショートツーリング。トップギアでの加速、急ブレーキでの制動力などテストした後、午前中の2時間ほどで159Km走ってしまった。加速は調子そのものは悪くないので、まあまあだが、同調がいまいちのせいか加速時の3000回転あたりで右手ブレーキに振動が出ている。ブレーキはやはり全然きかない。それにしてもポジションがキツイ。身長178cmの私でも右足がキャブレタにぶつかってしまう。ハンドルも少し遠い。アンコ抜きしてあるのかシートが低く、ひざが苦しい... ドイツ人は我慢強いのか?悪口ばかり書いてしまったが、実際は古くとも流石リッターバイク。ワインディングロードでの加速がとても楽しかった。そして、一生もののバイクを手に入れたという喜びを実感していた。
  まだ乗りなれていないせいか、立ちの強さやBMWの特徴である加速時のトルクリアクションを強く感じる。これは、慣れると体が無意識にカバーして、すぐに感じなくなってしまうのだろうが...  つまりコーナーへの突込みではぎこちなくなってしまう。前に体重をかけてハンドルをグッと押してやると、やっと曲がってくれる。多少手荒に操作しても大丈夫なのね!! 逆に慣れてくるとBMWの低重心による安定感を感じるようになった。昔のバイクには、昔の乗り方ってか?     午後から整備に入る。

1.バッテリーが弱い 12.22V  >  とりあえず充電 12.58V
2.フロントブレーキが鳴く     >  清掃&ブレーキグリス塗布 > 静かにはなったが低速で薄くブレーキを掛けたときにまだ鳴く。少し様子を見て後日もう一度トライ予定
3.ライトが暗い            >  ライトバルブを高効率で明るいものと交換
4.キャブレター同調        >  負圧メーターが無いので振動が一番少ないところに合わせる。後日負圧メーター入手後に再調整予定
5.右エンジンガードが切断     >  切断面の中に入るパイプを探して金属補修用のエポキシのパテで補修。2日後に固まったところでサンダーを掛け、黒く塗装した。上出来。
6.回収してきたハンドガード、ツーリングケースホルダー、サイドスタンド   > 取付けた
7.時計取付け            >  景品の時計をスポンジの両面テープでメーターのところに貼り付け
8.フロントブレーキスイッチが接触不良  >  COTAと共通部品のようなのでCOTAの予備パーツと交換
The front brake which cries
Hand guard
Touring case holder
The restored right engine guard
A left engine guard and a side stand
2002.06.09
 42,113Km
■GPSホルダ作成取付け
 XRのと同じようなGPSホルダーを作り、GSのハンドルポストに取付けた。GPSホルダーは2つ目なのでサクサク作れたが、ハンドルポストへの取付けはちょっと考えた結果、ハンドルクランプに挟み込むようにしたが、これがなかなか上手くいった。
■エンジンオイル、ミッションオイル、リアホイールドライブオイルの交換
 エンジンオイルは純正20W50を入れた。
ミッションオイルとリアホイールドライブオイルはBPギアオイルGL5  80W90にした。
■シートアンコ盛
 シートが低いのでアンコ盛する。ポジションは良くなったが手持ちのスポンジを使ったため少し硬くなってしまったので、とりあえずもう一度張りなおして今度は表皮をゆるく張った。そのうち良いスポンジを入手してもう1度ちゃんと作り直そうと思う。
■バッテリーチャージランプ補修
 インジケーターのバッテリーチャージランプがエンジン始動時にキーをひねっても点かなくなった。接触不良だったらしく、接点をドライバーで弄って接点復活剤を塗ったら直った。バッテリーもついでに再充電。
GPS holder
Maker pure engine oil
BP gear oil
2002.06.17
 43,028Km
■龍飛崎ツーリング、右リアウィンカー補修
 さすが100GS、思ったとおり次々トラブルを起こしてくれます。今度はクラブツーリングで龍飛崎からの帰りの途中で走行中にリア右側のウィンカーが振動によると思われる接触不良で点かなくなった。パーキングで車戴工具を使って修理。そういえば、ボクサーツインの振動は右に来ると聞いたことがある。
  黄金崎の不老不死温泉に入る。温泉の湯も黄金色。時間がなくて、有名な夕日が沈む景色を見られないのが残念。
 最後の高速道路で雷雨。久しぶりに雨の中をカッパを着て走った。今回の燃費は平均18.5Km/L これからエンジンの調整をすればもう少し走るようになるかも。
Route339 stairs
Koganezaki-onsen
2002.07.13
 43,599Km
アイドルアジャスター取付け
鳥海山ツーリング。山形はいいなー。家に帰ってからアクセルの付け根にアイドルアジャスター取付け。写真の真中で銀色に光っているのがそれ。
2002.07.26
     -30
 43,028Km
■2002北海道ツーリング(クラブ)
 北海道ツーリング出発。今回は仕事の都合で5日間の予定。往きは3台、帰りは1台。安全運転で無事かえって来たい。仙台港で苫小牧行きのフェリーに乗る寸前にライトの近目が切れた。乗船手続きの後で近くの南海部品でH4ハロゲンランプのバルブを購入。
開陽台の近くで林道を時速100Kmくらいで気持ちよく走行中、バウンドした弾みにジャケットのポケットからデジカメが飛んで行ってしまった。翌日、網走の電気屋で一番安いデジカメを買った。WebSiteの写真が見づらい言い訳。 7月30日に予定通り無事帰宅。好天に恵まれ、デジカメ事件のほかは楽しく良いツーリングだった。
Nissho peak
2002.08.28
 45,184Km
■タペット調整
 OHVの儀式であるタペット調整をする。OHVはこれをするとエンジンの調子が復調する。オット左エンジンのエキゾーストのアジャスターロックナットが舐め気味だぞー。締め込みのフィーリングがおかしいのでこれ以上弄らず、そっとカバーを戻して見なかったことにします。速攻でアジャスターボルトとセットでパーツを発注。
■バキュームメーター自作、キャブレター同調
 エンジン同調はキャブレターの同調。負圧計は雑誌の立ち読みで見たのを参考に、工具専門店のストレートから安い負圧メーターを2つ買ってきて自作してみた。結構使える。ただし、2つのメーターには値段相応の誤差があるので、一度測った後に左右を入れ替えてもう一度調整し、同じ値を示せばヨシとする。
Vacuum meter
2002.09.04
 45,427Km
■ライトスイッチ取付け
 GSは設計が古いのでライトの点灯はメインキーで行う。バッテリーが心配なので普段はポジションランプにしている。トンネルなどでいちいちキーに手を伸ばして入れたり切ったりするのが面倒なのでデイトナのライトスイッチを取付けた。ケーブルが一番長いスズキのバンデットのやつにした。
■キャブレター同調
 先週の調整で走ってみたら、まだ右手のブレーキレバーに振動が伝わってくるので、もう一度キャブレターの同調をやり直す。前回はアイドリングと1500回転で調整したが、今回は3000回転でも微調整した。スムーズに回るところがある、こんなもんかなー。長時間になるとオーバーヒートしてしまうので適当なところでやめて、後は走って確認するために試走。結果は振動も少なくなり、低速での粘りもバッチリいい感じ。 ハッハッハー。BMWはこんな小技の調整作業が、なんか楽しい。  
Light switch
2002.09.15
 45,471Km
■エンジンオイル交換
 今回はHONDAのウルトラGP20W50を入れてみる。感想は「純正とエンジンフィーリングに違いが感じられない」でした。ということは、こちらを頻繁に交換したほうがエンジンには良いと思う。それにしても、100GSは空冷のリッターバイクってんで、20W50のドロッとしたグリスみたいなオイルを入れるんすから。昔の大排気量バイクは皆こんなだったんですかねー。寒くなったらオイルが熱くなるまで調子出ないんだよなーきっと。
HONDA ULTRA GP
2002.10.17
 46,421Km
■キャブレター清掃
 キャブレターの掃除。ゴミがいっぱい、スロージェットも目詰まり。一部腐食もあったので磨いて綺麗にした。
2002.10.19
 46,546Km
■フロントブレーキパッド改良
 輸入屋ビーマーに遊びに行く。オーナーにブレーキの鳴きのことを言うと、古くなると鳴くのでEBCのパッドに変えると良いとのアドバイス。雨が降ってきたので急いで帰り、再々度の挑戦。
 まず、ブレーキパッドをコンクリートに擦りつけて少し削る。次に真中のラインに鉛筆の芯を埋め込む。最後にヤスリで2本縦線を入れ、パッドの裏をオイルストーンで平らに磨きブレーキグリスではなく茶色の液体ガスケットを塗ってみた。夕方の試乗の結果は、 ヤッター、音が全然しなくなった〜!! 努力は報われた。
 パッドの写真を撮り忘れたが、調子のいいパッドを外すのは気が進まないので、写真は有りません。
 
2002.11.03
 46,636Km
■バッテリー交換
 Panasonic A19L に交換。
2003.01.31 ■ブレーカー取付け
 100GSは電装が弱いので保護のためにブレーカーを取付けた。やはり、後日これで助けられたので、取付けておいてよかった〜。
取付け方はOHV BOXER CLUBの管理人青ちゃんの
MY R100RS’89を参考にして下さい。その他にも参考になることが沢山あり、楽しめますので是非覗いてみてください。
 なお、これからXRのエンジンオーバーホールにかかるので、GSのメンテはしばし中断。
Breaker
2003.03.08
 46,953Km
■アジャスター交換、タペット調整&カバーシール交換
 2002.08.28に見つけた、舐め気味の左側エンジンのタペットクリアランスアジャスターを交換。外してみたらアジャスターボルトのねじ山が無くなってた。これは100GSが私の手元にくる前に、誰かがアジャスターナットをシッカリ緩めないでボルトにテンションが掛かったまま回してしまったんですねー、たぶん。
   左側のカバーシール(ヘッドカバーガスケット)が切れていたので、新品と交換。それにしても分厚いシールだ。1週間後、シールが潰れてキャップナットが落ちた。
The broken adjuster bolt
2003.05.10
 48,169Km
■クラッチのセルスイッチ清掃
 クラッチを握ってもセルが回らない。クラッチに付いているスイッチを掃除して握ると回るようになった。
2003.05.29
 48,866Km
■クラッチのセルスイッチ改造
 しばらくすると、クラッチを握っても、またセルが回らなくなった。分解してみるとスイッチが引っかかっている。これは直接的にはバネのヘタリだろうと思い、バネを交換してみたが結果は同じ。構造的な欠陥とも思える。面倒なので金属クリップで常時導通状態にする。これで、ギアが入っていてもセルが回るようになった。ただし、クラッチが繋がっていてもセルが回る...  
        よい子は絶対まねをしないように!!
The parts of a switch
2003.06.01 ■ラジオ、アンテナ、PTTスイッチ取付け
 眠気覚ましにラジオを付けた。本当は無線機だが、ほとんどラジオとしてしか使っていない。
アンテナホルダー、PTTスイッチを自作して取付けた。
Radio
2003.06.05
 49,290Km
■エンジンオイル、オイルフィルター交換
 エンジンオイルとフィルターを交換した。今回は両方ともBMW純正に交換。ついでにタペットクリアランスとアジャスターの確認。異状なし。
■ミッションオイル、リアホイールドライブオイル交換
 80W90のミッションオイルは真夏だとシフトチェンジのときカラカラいうので、チョッとグレードアップしBPギアオイルX5116のGL6、SAE90を入れた。リアホイールドライブオイルは前と同じ80W90。走ってみると、やはりシフトタッチが良くなった感じ。
Oil filter
BP X5116
2003.06.20
 49,589Km
■ダイオードボード修理
 夏の長距離ツーリングに備え100GSの持病であるダイオードボードをチェック。ゲゲッ、ボードの基板が割れてる。ボードの取付け穴の所が割れているのでエポキシ樹脂で補修。ラバーマウントは取れてはいなかったが、熱でかなり硬化している様子。ヤバイ... これからはインジケータのバッテリーチャージランプに常に注意しなければ。
Diode board
2003.07.17
 50,607Km
■ワイドステップ製作
 100GS用のステップはとても小さくかわいい。しかし、市販のワイドステップで、ステップ位置の変わらないやつが見つからない。取付け位置が前に移ってしまうと、オフロードブーツでのシフトチェンジがし辛くなる。しょうがないので自分で作った。DIYで塩ビ管を押さえるホルダーを買ってきて作った。ずいぶん大きくなりました。
Wide step
2003.07.19
     -25
 52,651Km
■2003北海道ツーリング(露天風呂)
 やっぱり北海道です。走りガイがありました。ワイドステップは大成功です。とても楽で安定感があり、苦労して作った甲斐があった。サイレンサーの前側の取付けボルトが緩んでました。ネジロックをつけてスプリングワッシャーをつけて締めなおした。
  パンケニコロベツ林道でヌプントムラウシ温泉に行きキャンプ。10年前に行ったときには誰もいなかったのに、今回はキャンプする人が結構いた。翌日は十勝岳の露天風呂に入ったあと中富良野の森林公園でキャンプ。
Pankenikorobetu-Nupuntomurausi
2003.07.29 ■タンクニーパッド製作
 100GSにはパリダカ用のタンクパッドが有りますが、私のイメージではないのでモーターサイクル・ハウスの中に転がっていたゴム板でニーパッドを作りました。金切バサミで切り取って、電動サンダーで滑り止めをつけました。金が掛かってない割に上出来です。昔のバイクには皆付いてたんですが、最近のバイクには付いてないんですよねー。昔風でなかなか良いと思いませんか。
Fuel tank knee pad
2003.08.09
 52,800Km
■フロントタイヤ交換
 ミシュランのアナキーに交換。空気を入れるのに手間取ったので時間切れでリアは後日交換することに。
Michelin Anakee
2003.09.11
 53,526Km
■エンジンオイル交換
 HONDAのGPにしようと思ったがGPは無くS9に変更されていた。同じ20W50なので気にせず交換。
■ダイオードボードチェック
 整備中にバッテリーチャージランプが薄っすらと点灯しているのに気が付いた。やはりもう限界だろう、とは思ったが、次の休みにツーリングの予定。気休めに、解けかけたようなハンダを着け直し、アースのターミナル部分を紙やすりで磨き、接点復活剤を塗ってボルトをきつめに締めてみる。一応チャージランプは消えたが、たぶん一時的なものだろう。

  OBCのメンテナンス掲示板beemers-club-Airheads掲示板(会員制に移行)の過去ログを検索して勉強し、来るべきその日に備える。このふたつの掲示板はOHVボクサー乗りにとってサービスマニュアルと同じくらい役立つ。
HONDA OIL S9 20W50
Diodboad
2003.09.15
 53,959Km
■バッテリーチャージランプ点灯
 田沢湖にツーリングの帰り道、夕方になったらバッテリーチャージランプが薄っすらと点灯しているのに気付いた。もうあかん。輸入屋ビーマーさんに電話して強化型ダイオードボードを発注。
2003.09.18 ■ダイオードボードを強化型に交換
 輸入屋ビーマーさんから新しいダイオードボードとソリッドマウントキッドが届いたので、すぐに取りつけた。
■セルモーターグリスアップ
 私のGSは’89モデルだが’88年の製造である。セルモーターはボッシュが付いていたが、以前の所有者が交換したものだろうが、とにかく安心である。ついでにセルをばらして稼働部分をグリスアップした。
Omega diode board
2003.09.20
 53,989Km
■セルモーターのケーブル修復
 試運転のためにチョッと出かけたがブレーカーが落ちて山の中で止まってしまった。ブレーカーが落ちるということは、どこか漏電? 道端で燃料タンクを下ろし、オカメとスターターカバーを外す。20分程冷ましてから作業開始。セルモーターのプラスケーブルがスターターカバーに接触していた。漏電部分を探すのに時間がかかったが、ターミナルケーブルに絶縁テープを巻いて戻すだけなので10分とかからずに直った。一昨日の作業で、ケーブルがベントホースに干渉しないように少し上に向けたことで、スターターカバーに擦れて漏電したようだ。つまり、原因は私。漏電したのは蒼いビニールテープを巻いた部分。電装の取り廻しについて、いい勉強しました。
  それにしても、ブレーカーの取り付けは正解だった。電源のショートでハーネスや電装全部をダメにすることはよくあること。ちょっとした接触不良も放置しておくと、痛い目にあう。 ブレーカーの取付け方はOHV BOXER CLUBの管理人青ちゃんの
MY R100RS’89が大変参考になります。
 エンジンは前より馬力が出ているらしく絶好調なので、今日はこれで帰ることにする。
Under repair
Starter cable
2003.10.18
     -19
 54,772Km
■裏磐梯ツーリング
 福島県裏磐梯にクラブツーリング。天気がよく気持ち良かったが、行楽シーズンなので思うように飛ばせなかったのがチョッと物足りない。が、それは贅沢というもので、バイクの調子もよく美味いものも沢山食べられた最高のツーリングだった。
Bandai azuma sky line
2004.01.01
 55,718Km
■走り初め
 
今年の正月は何と雪がない。しかし、明日あたりから雪模様らしい。そこで、元旦そうそう走り初めをした。R100GSは、期待どおりあちこち壊れては楽しませてくれてます。今年も無事故で走れるようにと、神社で祈願。
2004.01.17
   -02.28
■ドライブシャフトグリスアップ開始
 ドライブシャフトが粉砕する前に、ジョイント部分のグリスアップをする。R100GSのジョイント粉砕率は30%という外国のデータもあるので、シールドされている部分ではあるが気休めにグリスアップ。
  ついでに、ガソリンタンク清掃、クラッチケーブルとレリーズフォークのグリスアップ、スロットルケーブル交換。
Drive shaft
2004.03.20 ■システム4EVOヘルメットの改造 
   去年、Yahooオークションで入手したBMWのヘルメットに、KTELのスピーカーとマイクを取り付けた。
System4EVO_helmet
2004.04.10
 56,238Km
■足慣らしツーリング
  岩手県の錦秋湖にこの春一番の足慣らしツーリング、300Km。快晴で暖かかったが峠はまだ寒く道端には雪がある。冬季閉鎖はまだ通れない。そのぶん、県道や農道を思う存分走り繋いだ。信号も無く、地図に無い新しく道が出来ていたりするのをチョッと迷いながら探検気分で走るのも楽しい。冬の間の整備が上手くいったらしく、100GSはすこぶる調子いい。
  家に帰ってからプラグをチェックしたが、左右とも狐色に焼けており問題なし。OILも減っていないがメンテナンスの記録を見ると、去年の9月から3000Kmになるので、こんど車検前に交換しとこう。
Kinsyuu Lake
2004.04.11
           -17
 56,439Km
■三度目のシート改造
 シートは大事だよ〜。  ということで3度目の改造。ますます座り心地が良くなるハズ?
■タンデムシート製作
  余ったシートスポンジでシングルシートの荷台につけるタンデムシートを作った。おまけのつもりで簡単に作ったにしては評判いいです。
Tandem seat
Addition
2004.04.24-30
 57,023Km
■洗車
 車検前整備。 手始めは、2年ぶりの洗車しながらのオイル漏れ等の点検。
■タペットクリアランス調整、ヘッドガスケット交換

 左右OUT 0.23>0.20  左右IN 0.10そのまま。 なぜか左右ともクリアランスが同じでOUTが拡がっていた。切れていたヘッドカバーガスケットも交換。

■エンジンオイル交換
 昨年9月に交換してから、3000Km走ったので車検前にエンジンオイル交換をする。HONDAのS9、20W50に交換。GWの連休は、どこに行こうか。
■スパークプラグ交換 エンジン同調
 IW-20からIW-20に交換。 アイドリングミクスチャーアジャストスクリューを調整。アイドリングもスロットルストップスクリューでチョッと高めに再調整。
■ユーザー車検
 4/30に車検。メチャメチャ混んでた。仕事の都合でこの日しか休めず、混むとは思ってたがこんなに混むとは... 車検後、300Kmほどツーリング。整備後なので、エンジンの調子が良く、走っていて気持ちいい。
Tapet clearance adjustment
Head cover Gasket
Motorcycle inspection place
2004.05.09
 57,523Km
■サイドスタンド改造
 車検の時にサイドスタンドを使ってGSを立てたら、隣で順番を待っていたHondaWingGL700が私のGSの傾きすぎに不安そうな顔をした。そういえばBMWのサイドスタンドはチョッと傾きすぎである。右側通行の道路の路肩は左側のサイドスタンドの方が高くなっているので丁度いいのだという話しを聞いたことがあるが、本当だろうか? とにかく、わが国では車は左側通行なのでバイクは左の路肩に停めることになり、BMWの傾斜は相当なものである。 やはり、何とかしておく方が良いだろうという事で、サイドスタンドに下駄を履かせた。
  さらに、GSのサイドスタンドはオートリターンであり、バイクに跨っている状態でサイドスタンドを出すことは、よほど足が長くないと不可能である。これは、タンデムの時や荷物を後ろに積んでいる時には乗り降りが不便である。そこで、輸入屋ビーマーさんのところにあったGSのサイドスタンドを思い出し、ボルトを溶接してシートに跨ったままでもサイドスタンドを出せるようにした。
Side stand end

Side stand reconstruction
2004.05.17
 57,795Km
■GPS取付け位置変更
 
GPSを取り付ける時、アクセルワイヤとクラッチワイヤに擦れると思い下側に取り付けたが、GPSがタンクバックに当たるので取付け位置をハンドルバーの前方に移した。GPSのホルダー自体はマジックテープでくっついているだけなので、下の基板を逆さにリベットで付け直しただけ。
After GPS reconstruction
2004.05.28-30
 59,043Km
■富山-飛騨高山-松本ツーリング
   富山県宇奈月温泉-飛騨高山-長野県松本に2泊3日のクラブツーリング。心配した天気も良すぎるくらいで、初日の新潟はとても暑かった。夕方、やっと涼しくなった頃、難関の親不知から宇奈月温泉に到着。露天風呂で梢から見た月はよかった。
  2日目の世界遺産合掌造は菅沼部落で見学。158号線を快走して飛騨高山で昼食の後、乗鞍、上高地を横目で見ながら松本泊。夜は馬刺しとサクラ鍋。
  3日目の朝の美ヶ原ビーナスラインは快晴でとても気持ちよく走れたが、日中は気温29度。佐久ICから上信越・関越自動車道を乗り継いで、大間々町から122号線、121号線を通り、奥会津で大辛大根そばを食べた後は睡魔とのたたかい。裏磐梯を通って福島西ICから東北自動車道。夕立に遭いながらも無事帰宅。
HidaSuganumaGasyozukuri
2004.07.03
 60,406Km
■田沢湖-八幡平ツーリング
   梅雨の晴れ間のツーリングは八幡平に行こうという事になったが、往復500Km以上あるので、いつものコンビニで朝7時の待ち合わせ。5分前に着いて向かいのGSで満タンに給油。横手から角館までが暑かった。田沢湖も快晴に近かったが、風が爽やかで快適。
  八幡平も天気が良かったが、高度があるので涼しい。空冷エンジンには丁度良い気温かもしれない。一緒に行ったXS1とCB1000も好調らしい。岩手山を過ぎたら県道1号から37号をつないで、信号無しの快適ツーリング。平泉前沢ICから高速にのって明るいうちに帰宅。
   まだ明るかったので虫のつぶれた汚れを落としながら点検。ありゃー タイヤが丸坊主。5月の富山ツーリングで大分減ったと思っていたが、前の交換から丁度1年経ち、距離も11,000Kmを超え、そろそろ限界なので通販にFAXして、今回も同じミシュラン アナキー発注。
Tazawa-lake
Hatimantai
2004.07.10
 60,421Km
■前後タイヤ交換
 
ミシュランアナキーの溝が去年のアナキーより広くなっているような気がするが、まあいいか。今回はタコヤキ流タイヤ交換の極意?を公開。 といっても、オンロード用のタイヤを自分で交換する人は、そんなにいないと思うけど。
●チューブレスタイヤの交換の時は、あらかじめタイヤにチューブを入れて空気を入れて膨らましておく。これでタイヤのビードを広げておく。こうしないと最後に空気が入らない。わたしゃ 1週間ほどほっときます。それでもフロントタイヤは、なかなか空気が入らずビードが出ない。そんな時の奥の手は、ラチェット着きのロープでタイヤ締め上げるか、もしくは発泡スチロールのシール材でリムとタイヤリップの隙間をシールしてビード出し。
●ビードを落とすときはCRC56、WP40、シリコンスプレー、その他、何でもいいからスプレーをリムとタイヤのビードの隙間にたっぷりかけて浸透させる。ゴム質を傷めるなんて心配は無視すること。足で踏んでも外れないときは、大き目のクランプやバイスで挟むと簡単にビードが外れる。
  以上2点を確実に実行する時、慣れれば力を入れなくてもタイヤは交換できる。 ただし、根性なしの皆さんはやめておいた方が無難。きっと途中で後悔するゾ...
A tire is removed.
Old and new
Seal
Bead drop
2004.07.19
 60,964Km
■宮古ツーリング
   岩手県宮古市方面にツーリング。新しいタイヤは、やはりグリップします。今日はBMW R1150RTも一緒で、私も試乗させてもらいました。さすが新車は最高です。物欲を押さえるのに苦労しました。
R1150RT
2004.07.27
 60,964Km
■エンジンオイル交換
 オイルは前回と同じ、HONDA ULTRA S9 20W50 に交換。前回の交換から4,525Km走ってしまっていたので遠出の前にあわてて交換。
2004.07.30-08.02
 62,665Km
■2004北海道ツーリング(支笏湖、大沼公園、大間キャンプ場)
  青森県大間からフェリーに乗って支笏湖、大沼公園にキャンプして、3泊4日の急ぎ旅。今の仕事の状況からすると、休みが取れただけでも幸せでした。まあ、これ以上ゆっくりしても天気がもたないようだったので、よしとする。後から考えると、初めて林道を走らない北海道ツーリングだった。
   奥入瀬渓流でゆっくりしていたせいか、大間キャンプ場についたのは夜の8時で、途中で道に迷っていたゼファー900の神戸人を拾い、キャンプ場で一緒に酒盛り。酒屋を探しビールを買うのに苦労した。2泊目の支笏湖は、とっても賑やかだった。3日目は途中でアブと戦いながら露天風呂に入り、3泊目の大沼公園のキャンプ場は無料で快適だったが、ガードマンがウロウロしていたのが気になった。
   帰りがてら八甲田の酢ヶ湯に入って蕎麦を食う。あとは家まで一機走り。夏祭りの花火を横目で見ながら帰宅。今日帰ってくるとは思ってなかったのか、晩飯のおかずが私の分はなかったが、みんなに少しずつ分けてもらって食べた。ビールがとても美味かった。
Ohma Campsite
Ferry Ohma to Hakodate
2004.09.19
 63,448Km
■お手軽キャブクリーニング
 
最近、上り坂でエンジンがガタつく。トルクが出ていない証拠だ。同調やタペットクリアランスが狂ってきたのかもしれないが、私には他に思い当たることがある。エアフィルターとキャブレターの汚れだ。特にキャブレターの掃除は、2002年10月からまる2年、17,000Kmも掃除していない。しかし、次の週末も1泊でツーリング予定。ここは、BMWの2VーOHVならではの手抜き掃除といこう。
  掃除後は、エンジン絶好調になった。上り坂でもトルクの出ているのが体感できる。振動も消えた。
Bing
2004.09.25-26
 64,201Km
■男鹿半島ツーリング
   秋田県男鹿半島方面に4人でツーリング。走行距離631Km。朝のうち雨だったが幹事の好判断で2時間遅らせたので路面がチョッと濡れていたぐらいで、後は暑からず寒からずの快適ツーリング。キャブレタークリーニングの成果が出て、100GSのエンジンも好調で加速感など走っていてとても気持ち好い。あまり気持ちよかったせいか、お昼を食べている間に、Yamaha XS1がバッテリー上がり。バッテリー点火だそうで、こんなときの為に持っている私のブースターケーブルで100GSが無事レスキュー。そういえば、以前もこの辺で走りながらバイクのキーを落としたのもXS1だぞー。やっぱりこんなトラブルがあるとツーリングは盛り上がります。みんなもそれなりに楽しそうです。
 翌日は好天に恵まれ男鹿半島を午前中観光見物。 帰りは田沢湖により北上から高速にのる。100GSのフロントカウルでは、100Km/hを超えると風が辛いので、巡航速度はそんなに上がらない。
Failure motorcycle
Demon
2004.10.03
 64,319Km
■エンジンオイル、オイルフィルター交換
 エンジンオイルとフィルターを交換した。オイルはお馴染み HONDA ULTRA S9 20W50 。これでさえも車で片道45分かかるところにしか在庫が無かった。いなかは不便だ。前回の交換は休みの度に天気がよくて 4,525Km走ってしまっていたので、今回は早めに交換。 といっても すでに 3,355Km走っているが、今日はちょうど雨でオイル交換日和。
   オイルフィルターは今回は買い置きのOEM。といってもフィルター自体はBMW純正と同じもので、余計なガスケットシール類が付属していないだけ。HPNのサーモスタットは優れもので、ある意味エアヘッドでは冬夏に安心できる。フィルター交換とタペットクリアランスのチェックをするとオイルが約200ml出る。ここまでするとやっと汚れたオイルはほとんどなくなり、綺麗なオイル交換になる。
Oil filter OEM
HPN Thermostat
2004.10.30
       -12.14
 64,891Km
ドライブシャフト、トランスミッションのベアリング、ミッションオイル交換
 ドライブシャフトのエンドのU字ジョイントのニードルベアリングとトランスミッションのファイナルベアリングが同時に壊れた。さすがBMW。HONDAではこうはいかない。懐は痛むが、その分楽しめるという事で、しょうがないね。ドライブシャフトの交換は比較的簡単だが、ミッションのファイナルベアリングはミッションを分解しないと交換出来ない。チョッと難しそうだがダメで元々挑戦してみましょう。経験とは失敗の積み重ねだそうですから、いろいろ失敗する好い機会です(笑)。どうしてもダメな時は、Moto-Binsに中古のミッションを発注するという奥の手もあるし...
   1ヶ月掛かって、奥の手を使わず無事にトランスミッションのベアリング交換を終えた。それからまた半月かかって、トランスミッションとドライブシャフトを取付けた。試運転の結果は良好。  ヤッター!
 目指せ20万Km!!
Drive shaft
Transmission
2004.12.23
 65,129Km
■ポジションランプ交換
 4Wのポジションランプは暗く、視認性が悪い。かといって、常時ライトオンはバッテリーが心配。車のオイル交換に行った店で10Wのハロゲンバルブを発見。これで、安全とバッテリーが維持できれば安いもの。すぐ取付けてみるとやっぱり10Wは明るい。これなら、ポジションランプだけでも、日中の視認性バッチリ!!     予備にもう1つ買っておこうかな〜
Position lamp(10W halogen valve)
2004.12.24
 65,252km
■原因不明のエンジン停止
   ちょっとバイクで出かけたら、エンジンが突然停止した。ガソリンに水が入ったのかと思ったが、後からチェックするとキャブレターのインシュレーター取付けバンドがゆるんで、キャブレターが少しずれていた。

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