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マフラーインナーパイプはテールパイプとかディフューザーなんても呼ぶ。エンデューロレース用のXRは、これがボルト2本を外すと抜けるような作りになっている。取ると抜けが良くなってそれとともに音も大きくなる。トルクが薄くなるのでバンバン回して乗ると、メガホンマフラーのような図太い音で、かなりの音量になる。 上の写真の3本のうち、右側のやつがXRについてきたテールパイプで口径22mm(No.18311-MA0-010)。ご丁寧に英語で書かれた注意書きがついており、それにはパイプを半分に切ると、あまり音が大きくならずに吹けが良くなると言う意味のことが書いてあった。試しにその通りやってみたら、その通りになったが、普段林道などを走るにはトルクがあって静かな方が、私の好みである。 そこで、いろいろ試してみた。真中が国内仕様で口径17mm(No.18311-KZ1-690)しかない。しかも私は持っていないが国内仕様は更にこれにエンドキャップがつく。17mmは流石に抜けが悪いが、林道ではさほど乗りにくくは無い。SSERなどの競技に参加する場合、レギュレーションの規定で純正品じゃないと車検が通らないことがあるので持っている。普段は使わない。 上の写真の左側が今使っているやつで口径26mm(非純正)。排気の抜けも良いし音もさほど大きくないので、これでキャブレタのセッティングをだしている。2001.10に吸気口の開口部を調整したらとても調子が安定し走りやすくなったので、もういじらない。 |
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DIYの店で見つけた金具がサイドスタンドにちょうど合いそうだったのでスタンドにボルトと溶接でつけた。当然スタンドが伸びたぶん不安定になるので、スタンドを切って短くし、再び溶接で繋ぎなおした。地面の状況の悪いところにバイクを立てておくのに意外と役立っている。金具は400円したかな〜? |
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へたったシートは座りごこちが悪い。マルカワレーシングのシートスポンジの評判が良かったので交換してみた。その結果、少し高くなって、コシがあり、長距離用としてとても乗りやすいポジションになった。 つまり、足が地面から少し遠くなった。足を着かなければノープロブレム。 |
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XRのジェネレータのステータは、8極のうち2極は何も巻かれていない。巻きなおして使え、と言わんばかりではないか(笑)。
昔、マブチのモーターを巻き返して使った記憶がよみがえってきた。やるっきゃない。最初のチャレンジではノーマルが0.8mmなので1.0mmの巻線を使い全部の極に適当に巻いた。25Wでは明るくなったが、H4の55Wバルブを入れると25Wより暗い。そこで、2回目は巻数を適当に増やした。H4の35Wが明るく点くようになった。しかし、マブチモーター巻き替えのいい加減な知識では、この程度が限界であったが、自分的には努力が報われたので自己満足してしばらく使っていた。 しかし、ナイトランのあるクロスカントリーラリーでは使えない。そんな時、いい雑誌記事を見つけた。それがこの MOTO maintenance20 である。67p「百万人の電装」にXRの巻き替えの記事があり、その通りにやると55Wが明るく輝いた。 H4バルブが使えるようになればしめたもの。今度はXR650Lの大型ライトカウルに換装し、バルブをスタンレーの高効率バルブに交換した。これでナイトランがやっと出来るようになった。 外したプラスチックレンズの25Wランプは乾電池を使うヘルメット用補助ランプに改造した。これは便利。でも、ラリー以外ではチョッと恥ずかしくて使えない。 <注意>良い子は絶対真似しないで下さい。高い授業料を払う覚悟のある悪い子だけ、自己責任でおやりください。ジェネレータを巻く苦労を考えれば買ったほうが確実。値段ぶんの手間はシッカリ掛かります。まして、私にメールで質問なんて絶対にやめて下さいね。電気のことなんか何も分かりませんし、試行錯誤でやっていますんで、質問されても答えられません。 私自身は既に高い授業料を払っているんで、今度はGSのオルタネーター巻き替えにでも挑戦してみようかと思っています。(笑) でも、あれは難しそうだな〜 |
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ステップをワイドステップに交換したが、もっと大きいのが欲しい。しかしそんなに大きいのは売ってない。そこでいいことを思いついた。余っているノーマルステップを溶接して付けてみた。 これはいい。 |
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直流のレギュレト・レクチファイヤはコンデンサー付きで、ハイビームとロービームを切り替えるときなど反応がおそくエンジンブレーキを掛けてエンジンの回転数が落ちたときにブレーキを踏むと真っ暗になってしまう。また、安心して林道のナイトランをするためにはハイロービーム同時点灯をさせたい。そこで電装改造の最終章、電装の交流化にチャレンジした。 まず、レギュレート・レクチファイヤをXR600アメリカ仕様のボルテージレギュレターに交換した。ボルテージレギュレータだからレクチファイヤが無く、交流のままの定電圧器。 次に、ウインカーリレーをミツバ社製に交換し、マルカワRの直流ホーン用レクチを取り付ける。 最後に、ハイロービーム同時点灯が切り替えられるバイカレントリレーを取り付けて完成。これで夜の山道も安心? ここまでやるのに 1年以上かかってしまった。 1998.01.25に単車屋のバッテリを取り付けたのでGPS、マップケースもバッテリーで駆動するようになったが、ご覧のとおりフロントカウル内は電線だらけでニ度と元には戻せないかもしれない。 一応、元通りに出来るようにはしたつもりなのだが... |
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タイダウンでフロントフォークをぎゅっと縮めると、スプリングが縮み過ぎて変形し、元に戻らなくなってしまう可能性がある。そうならないように、タイヤと泥よけの間にはさむストッパーを作った。材料は杉の柱の角材。底にゴム板を張り付けた。 |
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2005.11.09 ネジを2本外して裏のカバーをあけるとグレーのシリコンで防水されている。この写真は既に一度分解しているため半透明のシリコンになっているが、裏蓋のすきまから中に泥が入っていた。 そのシリコンを少しずつ根気強くほじってパーツを傷つけないように掘り出し、小さなネジを2本むき出しにする。このネジをロングノーズプライヤ、若しくは写真のようなネジ廻しで取り、基板をそっと引っ張ると、スイッチ基板の内側が掃除できる。基板のスイッチ部分を1000番以上の目の細かいサンドペーパーでそっと擦ると、見事に操作性が回復する。小さなネジを2本締めなおす。 シリコンを元通りに目一杯充填せず、度々分解掃除するつもりなので、蓋との接触面にだけシリコンを塗って蓋をした。使ったのは脱オキシムで電子機器に優しい信越シリコン。 後はボルトでハンドルバーに取り付けるだけ。 2007.02.16の分解掃除では、軽い操作性を維持するためのオマジナイとして、サンドペーパーで基盤を擦ってから鉛筆で軽くグリグリした。この方法は昔、点火ポイントを磨いていた頃の、ポイントの導通を維持するための秘術。したがって、ICOのスイッチに効果があるかどうかは不明。 2008.02.16現在、スイッチの操作性は軽いまま。もしかして、鉛筆に効果あり? |
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アライのヘルメットに付けていたトロイリーバイザーのヒビ割れが随分進行し酷くなってきたので、ヘルメットについてきたアライ純正のバイザーと交換した。バイザーはチョッと短くなったが風の影響が少なくなるので、高速では楽だろう。 SCOTTのゴーグルも汗でスポンジがボロボロになり、そのカスが風で目に入るのでスポンジを窓枠サッシ用のスポンジと交換した。周りのスポンジも所々穴が開いてきたので薄いスポンジをハサミで切って貼り付ける。ついでにレキザンレンズもだいぶキズが多くなったのでクリアーからオレンジ色に交換。 |