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●宮城陸運支局の窓口に新規検査と登録の申し込みをして車検場の二輪コースに行ったら、誰もいないしバイクも1台も無い。まぁ、これから雪が降るというこの時期、車検を取る物好きも少なかろう。そのうち検査官か来るだろうと、近くの机に工具の入ったバックとジャケット、ヘルメットを置いて、ロードキングの最終チェック。特に危ういキャブレタ周辺と右リアサス下部は入念に清掃。 ●15分ほど待って検査開始。「新規検査は始めてなのでよろしく。」と検査官に言う。指示に従ってライトやクラクションを操作。タンデム用のベルトが無いので、「掴まるところ、あるの?」と聞くから、リアフレームを指差した。怪訝そうな顔で他の検査官と相談していたが、どうやら二人乗りは認められたようだ。車体の寸法が変わっているので、後で隣の計測に行くことになった。新規は何かと面倒くさい。検査官から車体の不合格部分の説明。左ミラーが無い、リフレクターの面積が不足との指摘。ヤッター、車検は合格したも同然! お漏らししないでよく我慢した、偉い! キャブのオーバーフローは止まっている。なぜなら、燃料計がエンプティーだから。(笑) 左ミラーは車検場に来る途中で買おうと思っていたのだが、ハーレーの店が皆連休明けの休みで買えなかったのだ。リフレクターの面積については、検査官と言い争ってもいいことは無いので素直に引き下がる。いずれにしろ金で解決することだ。俺って大人。(笑) ●検査コースに進む。結果はブレーキ、スピードメーターは合格。ライトだけ不合格。変だな。おととい信号待ちしているときに前のトラックのパネルの反射位置で確認したのに。(笑) どっちにずれているか聞くと「ズット右、すこし上」だと。あっ、分かった。走っててハンドル右向きだったもんね。検査のためにタイヤを真直ぐに機械で押さえられると、ハンドルは右向きになるから、ナセルと光軸も右向き。 ●次に計測コースで車と一緒に並ぶ。測定の結果、長さが4cm短くなり、幅が5cm拡がり、高さが6cm縮み、車重はなんと40kg減って280kgに。すんごいダイエット。計測は、前のパン屋さんのトラックが結構時間がかかり、昼近くになってしまった。いったん家に帰り、整備して午後から出直すことにした。検査官からも「4時までで閉まりますよ。」と声を掛けられる。携帯で家に昼飯をオーダー。焼きソバだって。 ■昼食後、途中で買った分割式のリフレクターを2つライセンスプレートの下に貼り付ける。315円で解決。 ●バックミラーはXRの壊れた御下がり。クラッチホルダーの穴が8mm。穴に入れるミラーステーが10mm。ステーをグラインダーで少し細く削り、ダイスで9mmのねじ山をきる。クラッチホルダーはアルミだから、そのままねじ込めば何とかなるだろう...何とかなった。ちょっとグラつくのは愛嬌だが、ちゃんと後方確認できる。 ●最後に光軸調整。ガレージの壁から5m離してバイクを停める。ハンドルが真直ぐな位置では、ちゃんと左右の光軸は合っている。次にタイヤを真っすぐにしてみると、確かに右に寄っている。これじゃあ失格ですね。ドライバーでライトのリテーニングリングのスクリューを左に7―8回廻して光軸を中央に寄せる。あとは高さ調整。ライトの高さをスケールで測ると88cm。ガレージの壁の88cmにガムテープを貼ると、水平よりちょっと下で、光軸はだいたい合っている。たぶん「すこし上」は光軸の左端の上あがりが真ん中にきた為かなーと推理。念のため、上のスクリューを左に回し、光軸を5cmほど下げておく。ガソリンが空になったのでアフリカツインから車検場往復分のガソリン7Lを移した。作業時間は全部で20分。ここで、コーヒーを一服。さあ、今度は合格だ! ●我が家から車検場まで往復2時間ちょっとかかるので、3時過ぎに到着。前にカワサキZRXが1台待っていた。バイクが少ないせいか、計測コースに回ってくれと言われて待っていると、Xマックスのトライクが後ろに並んだ。まずはバックミラーの確認から。右がハーレー純正のクロームで、左がオフロード用の黒で、いかにも適当な加工のバックミラーに検査官は渋い顔だったが、バイク屋のおにいちゃん達には大うけ。結局、検査官は何も言わなかった。そのかわり、リフレクターが、まだ小さいと... ポケットから残りのリフレクターを取り出して、まとめて全部リアフェンダーに貼りつけた。これで文句あるまい! 最後の光軸検査は計測コースだったので、バイクコースみたいにタイヤが機械で押さえつけられない。検査官がよそ見をしている隙に、検査機械は合格の○を出してくれた。この間、検査に要した時間は全部で10分くらいだったが、とても疲れた。しかし、達成感というか何というか、この1ヵ月半の苦労が実って大変満足であり、また同時に安堵した。 ●一応、車検は取得できたが、車両整備のレベルとしては最低限のレベルであり、まだまだ先は永そうだ。ちょっと無理をして雪の降る前に車検を取得したが、これからはキャブとか足回りとか、走りながら調子を見て整備に勤みたい。 以上、ユーザー車検取得の顛末。 |
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■HSR42キャブレタのオーバーホール ●チョーク、アイドルコントロール、スロットルコントロールの各ワイヤーとエアクリーナーを外し、キャブレタをマニホールドから引っこ抜く。汚い。何年間蓄えたか知らないが真っ黒な汚れがこびりついている。まず、作業中にガソリンがこぼれないように、ドレインプラグを外してガソリンを抜く。ばらす前にワイヤーブラシで擦り、パーツクリーナーで出来るだけ綺麗にする。 ●分解開始。フロートボウルの4本のスクリューが固着していて回らない。無理をしないでCRCを吹き付けてしばらく置き、ガストーチで加熱...する前にガソリンが完全に抜けていることを確認したうえ、念のためエアブローして乾燥させる。加熱後はあっさり回った。フロートボールを外して、潰れたパッキンを取り、接合部分をオイルストーンで面取り。接合部分のすり合わせは、ガソリンが滲み出していたくらいだから結構いい加減だった。 ●トップカバーは真っ黒な煤を綺麗にし、面取り。ボディーのトップは面取りしない。スロットルシャフトは外さず、スロットルバルブの接続ピンだけ外しジェットニードルを抜く。 ●ジェット類の確認。スタンダードからの変更はパイロットジェットとジェットニードル、パイロットエアの戻し位置。 MJ:160番(Std:160) PJ: 30番(Std:25) JN:J8-8DDY01-96(Std:97) ニードルクリップポジション:3段目(Std:3) PA:2・1/2回転戻し(Std:2回転戻し) フロートレベル:18.5mm(Std:18mm±2mm) ●ジェット類と穴の掃除。PJが少し詰まりぎみだったので、キャブクリーナーとエアブローで通りを良くする。他の通路もみな清掃。JNとPAスクリューが黒く汚れていたので綺麗にする。Oリングも皆交換。ガソリンオーバーフローの元凶であるフロートバルブもアッシー交換。バルブニードルの円錐形のゴム部分はしっかり段付き。スロットルバルブのシールはスロットルシャフトを抜くのが面倒臭そうだったので未交換。 ●アイドルアジャスターの付け根をテープで補修し、プッシュロッドカバーと接触しているのでスパイラルチューブで補強しておく。オーバーフローチューブも交換。 ●フロートに触ってフロートレベルを変えないように気をつけながら組み立てる。マニホールドのシールリングの内側にシリコングリスを薄く塗り、キャブレタを押し込む。押し込むだけでは2次空気の吸い込みが心配だが、そういう設計思想なのだろうから仕方が無い。 ●チョーク、アイドルコントロール、スロットルコントロールの各ワイヤーとエアクリーナーを取り付け、ガソリンタンクにガソリンを入れてエンジンを掛けてみる。エンジンの吹け上がりが良くなったような気がするが走ってみないと分からない。 2009.12.27 試走の結果、PA戻し位置を2・1/2→2・1/4に変更。始動時バシバシいってた逆火もこれでおとなしくなったし、吹けあがりもバッフルが入っている割にはスムーズ。暖かくなったら2・1/2に戻すかも。ガソリン漏れ、オーバーフローなし。 2010.04.10 PA 2・1/2 に戻す。「鼓動」が一番心地よいところが、ここ。 2012.12.02 PA(冬季仕様) [Std:2] 2・1/2→2・1/4 |
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●Fブレーキキャリパーとパッドは蜘蛛の巣があったが意外と綺麗。パッドは残量充分。メタルが硬くて減らないのか?ハーレーのフロントブレーキは効かないという話もあるが、私のロードキングの場合タイヤの硬化によるグリップ低下の方が問題。左右のブッシングボルトの頭の形状が異なっており、右のパッドホルダーにピンがない。マニュアルはピンのある方。ピストンがなかなか戻らなかったのでブレーキレバーに力を加えたら「プシュー」っていう感じで軽く戻るようになった。何か悪い予感。 ●キャリパーのピストンにメタルラバーを吹き付け、余分なのは拭き取る。シール類とスライド部分にはシリコングリスを塗って組み付け。パッドリテーナーとスクリューは錆がでていたので塗装。取り付けボルトも腐食していたのでワイーヤーブラシで擦り、ねじ部分はアンチシーズ、スライド部分はシリコングリスを塗って組み立てる。 ●タイヤを外しフロントフォークをマフラー用の耐熱シルバーで塗装。Fホイールベアリングの状態確認は、ダストシールを外さず人差し指を入れて回り具合を触診しただけで終了。感触は問題なし。ダストシールは外すと使いものにならなくなり、購入が面倒なのでこれで良しとする。ベアリングにはたっぷりグリスを入れてFホイールを取り付け。Fブレーキキャリパーも取り付け。ここで悪い予感的中。ブレーキレバーに油圧の手応えなし。スカスカ。(涙) マスターシリンダーのメンテが追加です、トホホ。 ●マスターシリンダーからスポイトで出来るだけフルードを抜く。ブレーキレバーのピボットピンを抜くときリテーニングリングを飛ばしてしまった。飛ばさぬように気をつけていたのだが、集中力不足で行方不明。ダストシールは破損を覚悟しないと取れそうになかったが、ラジオペンチで掴みながら千枚通しを突き刺して引っ張ったらポロッと取れた。ピストンも綺麗だし、カップとOリングも異常なし。油圧の掛らない原因は不明。ピストン、カップ、Oリングを綺麗に拭き、シリコングリスを塗り、さらにカップとOリングにはブレーキフルードを少し塗る。シリンダーもボロ布で綺麗に拭い、スプリングとピストンを挿入し、ダストシールを押し込んでプッシュロッドとブレーキレバーを取り付ける。エア抜きが簡単に済むよう、キャリパーのブリーダーバルブを緩め、ホースを取り付け、空気が入らないように気をつけながら注射器で新しいブレーキフルードをゆっくり注入。最初はマスターシリンダーに泡が出ていたが、しばらくしたらフルードが出てきた。少したまったところでエア抜きを行う為に何回かブレーキレバーを操作すると、注射器側にも空気が出てくる。これを何回か繰り返し、両方から泡が出なくなったところでブリーダーバルブを締めてブレーキレバーを操作すると油圧の手ごたえが感じられる。イイゾー。マスターシリンダーにフルードを満たし、ゴムガスケットとカバーを取り付けてレバー操作して再確認するとバッチリOK。 ●不良原因は、ゴムカップのめくれか何かだと思うのだが、ピストンを抜いても原因の確認はできなかった。なお、マニュアルには「マスターシリンダーを分解した場合、必ず新しいリペアキットを取り付ける。」と書いてある。念のため。 |
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フロント:Commander130/80-16 73H REINF TL \8,600、リア:Commander140/80-16
77H REINF TL \8,700、ついでにアフリカツインのリアチューブ\1,300も購入。送料\525、合計\19,125 GT商会。純正標準はダンロップのMT90B16,MU85B16。Commandarは強化タイヤのREINFの方が安かったが、ビードがしぼんでいて空気を入れるのに苦労しそうだ。あらかじめチューブで広げておく。 リアタイヤを外すのに前に車体がずれてこないようにフロントブレーキのレバーを自転車チューブで縛り、フレームのリア側にジャッキを2ついれてリアホイールを外す。リアのアクスルシャフトは綺麗。ベアリングも異常なし。ホイルを外したついでにドライブベルトの点検とスイングアームの内部を塗装。スプロケットは取り外して再塗装。ブレーキディスクも取り外して錆落とし。 フレームの前方にも板を当て、3つ目のジャッキでフロントホイールを浮かせる。フロントはブレーキをメンテしたとき手を入れているのでタイヤ交換のみ。 案の定、タイヤに空気が入らない。ラチェットベルトで絞めあげる。1時間かかった。ラチェット位置を広げたいところに当てるのがコツ。でも、もうこりごり。ハーレー用のチューブレスタイヤはプロに任せよう! |
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●とりあえずナセル・トリムを前に引っ張ったら両面テープではりついていたトリムが外れた。ナセルの中でカランと音がしたので何か取れて落ちたらしい... ●フォークロックカバーを上に引っ張ったら外れた。 ●ハンドルバーカバーのネジを2本取ってカバーを外す。 ●ヘッドランプドアの下のネジを取り、ドアを上に引っ張ると外れた。 ●ハーネスからヘッドランプのH4バルブを外す。 ●ナセルに付いているヘッドランプとアクセサリーのスイッチを外す。 ●ナセル両サイドのアコーンナット4本を取るとナセルが外れた。 ●ナセルを外したら中には汚いハーネスが、とぐろを巻いていた。 本当は、ヘッドランプドアから外す方が正しい順番だろう。ランプを留めているウェルナットがほとんどいかれている。千切れかかっている奴は要交換。 |
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スポーツスター用のサポートは付属しているが、リアショックの角度とフレームの穴位置が違うのとサイドカバーの出っ張りにバックが干渉し、そのままでは取り付けられない。検討の結果、スペーサーで外側に3cm、ステーで前方に2cmずらせば何とかなりそうだ。 ●最初に革製品必須の保革油の塗布。ミンクオイルを薄く擦り込んでおくと防水性が増し長持ちする。 ●ボルト等を購入。 L型金具70×140、ボルト・ナット12Ø×75、8Ø×60、8Ø×40、各2。 付属のボルトはバック取付け用ボルトのみ使用。ヘックスレンチが長くて鞄の中から取付けボルトが廻せない。インチ工具は近くでは売っていないので、5mmのソケットビットを削って3/16inchのソケットビットを作った。 ●金具を半分に切り、短い方に12mmの穴を開けリアショックのボルトに共締め。長い方の金具は8mmの穴を開けリアフレームに8Ø×40のボルトで取付け。 ●前の金具と12Øボルトに合わせて、内径12Ø×30mmのスペーサーを壊れたパイプ椅子の鉄パイプで作る。 ●後ろの金具と8Øボルトに合わせて、内径8Ø×20mmのスペーサーをガレージにあったアルミパイプで作る。 ●サポートを仮止めして位置合わせ。後ろをちょっと下げればリアウインカーもそのままでいけそうだが、下げすぎるとマフラーに近くなり着火しそうなので70mmくらい離した。 ●タンデムステップがバッグと干渉するので、ステップの角度調整。タンデムステップ取り付け位置は要検討。 ●いったんステー等の金具を外し、塗装。 ●塗装が乾いたらサポートとサドルバックを取り付けて完成。工具入れは外して、工具はサドルバックの中へ。 |
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●バッテリーのマイナスケーブルを外す。 ●左側が購入した中古品 2,565円。右は壊れてはいないが上に凹みのある現品。 ●パーツナンバーが同じなら、後のアルファベットは互換品。AよりBが改良品。 ●ゲージを真上に引っ張り上げる。爪で引っ掛かっているので廻しても取れないし、廻したら中のハーネスのビニールが劣化している場合、ボロボロになる。 ●ハーネス取付けを間違えないよう、配線の接続をメモってから取り外す。ハーネスのビニールが2本途中で折れた。だいぶ硬化しているようなので慎重に取り外す。 ●ゲージの入っているタンクの穴が錆ていたので、サンディングして再塗装。 ●ビニールが折れたハーネスを電工テープで補修。 ●ハーネスを元どおりに取り付けてタンクの穴に上から真っ直ぐ押し入れる。 ●バッテリーのマイナスケーブルを取り付ける。 ●新しいゲージは針がエンジンの振動でフラフラしなくて見やすい。 |
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●トグルスイッチの破損状況を確認。スイッチは根元からポッキリ折れて修理できる状態ではなかった.。12,800円もする純正トグルスイッチを買うつもりはないので、近くのDIY店で汎用ON-ON
6A トグルスイッチを497円で購入。壊れたスイッチからハンダゴテでハンダを融かしてハーネスを外し、新しい汎用トグルスイッチに前と同じようにハンダ付けする。この汎用トグルスイッチはアクセサリー用にする。 ●ナセルにあいているH.Dの純正トグルスイッチの取付け穴は12mm、汎用トグルスイッチの取付けネジは6mm。外径15mmのステンレスワッシャーで挟み左側のナセルに取り付ける。 ●防水のため、純正のゴムスイッチカバーをボンドで接着。本当は防水のスイッチを取り付けた方がいいのだろうが、そもそもH.D純正品が防水加工してあるとは思えない。 ●そんなことをしているうちに、eBayで競り落とした中古パーツが届いた。ナセル右側と純正トグルスイッチ、ハンドルバーカバー、ウインカーモジュールの3点。ネオファクトリーからはパッシングランプとリアフェンダーマーカーの2点を購入。 ●ナセル右側の純正トグルスイッチにはそのままヘッドライトのカプラにハーネスを接続。 ●ウインカーモジュールはボルト1本で取り付けてソケットを接続するだけ。15年前に製造された新古品。オートキャンセラーがちゃんと機能するかちょっと心配。 2011.04.03に試乗の結果、ウインカーのオートキャンセラーはしっかり機能した。 ●パッシングランプはブラケットの取付け幅がナセルより10mm広い。手で押して狭めて取付け。このブラケットは品番が68684-86のOEMであり、本来FL用でロードキング用のブラケットではないが安かったので流用。 ●パッシングランプには4-1/2inスポットランプH3を購入。55W2個で暗いトンネルも怖くないぞ。配線図を眼を皿にして眺め、かつてパッシングランプについていたと思われる配線をたどる。 ●バッテリーの接続を外し、テスターで新しいスイッチとハーネスの導通を確認。テスターではスイッチの動作はOK。バッテリーを繋いで点灯のテスト。 ドキドキッ... ホッ。 ●リアマーカーは元々付いていたフェンダーの穴に2本のボルトで取付け、そこに来ている配線に接続。マーカーは安っぽいし格好もいまいちだが、黄色い尾灯が点くので後続車からの追突を少しは防げるだろう。 |
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●メインサーキットブレーカー50Aの赤さびナット:CRCを吹いてナットを緩めていたら、入力側の銅端子スタッドボルトが捻じ切れてしまった。さっそくWeb検索してネオファクトリーに発注。Webバーゲン価格130円+送料500円。ディーラーでは純正品が3000円近くするという噂も。単純なバイメタルだから130円が妥当な値段だと思うのだが。スパーク防止の為スタッド頭にホットボンド。錆予防の為ケースはシリコンでシールド。なお、後学のために壊れたブレーカーの中を覗いてみると、ぎょえ〜〜、錆錆だー。交換して正解かも。 ●スターター・ターミナル及びアースの赤さび:接続端子はメッキをはがさないように優しく耐水ペーパー。ボルトナットはワイヤーブラシでゴシゴシ。 ●リアマーカーケーブルの擦過傷及び左スイッチケースハーネスの被覆破れ:ハーネステープで養生。などなど、これら以外の所もあちこち確認しながらハーネステープを巻き直したり、磨いたり。BMWは錆予防をしっかりしているが、HDの故郷アメリカは雨が降らないんだろうなー、きっと。 接触不良については、エンジンの振動が悪さをしているのだろう。 後から思ったのだけど、リアマーカーケーブルの擦過傷は、もしかしたら今回のショートの遠因かもしれない。実に怪しい... |